2014年06月23日
「沼津駅高架化 知事の決断を」
平成26年6月17日付静岡新聞『ひろば』欄における件名の投稿文(投稿者 沼津市・中山康之)を転載します。
私は、JR沼津駅高架化は見直すべきであるとの立場からひと言申し上げたい。5日付静岡新聞で、川勝平太県知事が4日、栗原裕康沼津市長と会談して、同事業の方向性を示す時期について、「先送り」の可能性を示唆したと報じられた。
知事は就任から5年。この間、知事主導の下で有識者会議や、市民参加のPI委員会などが開かれ、この問題がずっと論議されてきた。知事は事業推進の立場で、ここにきて「先送り」ということを示唆したのは、この事業のあり方そのものが社会情勢の変化によって、そぐわなくなってきたと認識して、疑念を示したものでないかと推察した。たしかに、これが一般市民の目線に沿ったものだからだ。
一方、翌6日付の記事では、知事は反対派の住民リーダーに対して、高架化事業を前提に貨物駅は「受け入れるべきだ」と語ったと伝えられている。
知事の本心はどこにあるのか。「先送りすることで見直し」なのか、「事業推進」なのか。知事が沼津のまちづくりを真剣に考えるのであれば、5年たった今こそ決断を示すことが必要だと考える。20日から始まる定例県議会での知事の発言に注目していきたい。
私は、JR沼津駅高架化は見直すべきであるとの立場からひと言申し上げたい。5日付静岡新聞で、川勝平太県知事が4日、栗原裕康沼津市長と会談して、同事業の方向性を示す時期について、「先送り」の可能性を示唆したと報じられた。
知事は就任から5年。この間、知事主導の下で有識者会議や、市民参加のPI委員会などが開かれ、この問題がずっと論議されてきた。知事は事業推進の立場で、ここにきて「先送り」ということを示唆したのは、この事業のあり方そのものが社会情勢の変化によって、そぐわなくなってきたと認識して、疑念を示したものでないかと推察した。たしかに、これが一般市民の目線に沿ったものだからだ。
一方、翌6日付の記事では、知事は反対派の住民リーダーに対して、高架化事業を前提に貨物駅は「受け入れるべきだ」と語ったと伝えられている。
知事の本心はどこにあるのか。「先送りすることで見直し」なのか、「事業推進」なのか。知事が沼津のまちづくりを真剣に考えるのであれば、5年たった今こそ決断を示すことが必要だと考える。20日から始まる定例県議会での知事の発言に注目していきたい。