2011年06月28日
2011年06月26日
ホタルブクロの花
初夏の花である釣り鐘状のホタルブクロの花が香貫山の登山道の脇に咲いています。山野に見られるキキョウ科の野生植物です。白と少し赤紫かかった花2つを見つけました。花言葉は「正義」「貞節」「愛らしさ」「忠実」です。
2011年06月24日
キンシバイ(金糸梅)の花
香貫山のキンシバイ(金糸梅)の花です。梅雨の時期に鮮やかな黄色が映えます。花の名は、黄色のおしべを「金の糸」に、5弁の花を「梅」にたとえてつけられています。花言葉は「きらめき」「悲しみを止める」「秘密」です。
2011年06月22日
トキワツユクサ(常磐露草)の花
香貫山ではトキワツユクサ(常磐露草)の白い花が咲いています。その白さは無垢という表現がぴたりの濁りのない色です。一年を通して葉の緑を保つことから常磐(トキワ)とついたようです。昭和の始めの頃に南アメリカから観賞用として持ち込まれた植物です。花言葉は「尊敬」です。
2011年06月20日
ヒメジョオンの花
ヒメジョオンの花が香貫山の登山道の道ばたで咲いています。雑草ですが、すらっとした容姿に、花芯は黄色で花びらは白色、吹く風に揺れています。北アメリカ原産の帰化植物です。花言葉はないようですが、なくても存在感があり、何かを訴えているようにさえ思えます。私にはいじらしく感じます。
2011年06月19日
沼津駅付近鉄道高架事業に関する静岡県有識者会議
「なんだった?有識者会議」 中山康之(沼津朝日 平成23年6月17日号)
沼津駅付近鉄道高架事業に関する静岡県有識者会議は先日、最終の第6回会議で、県による高架設置の事業計画を妥当とする報告書を川勝平太知事に提出することとしました。
私は、有識者会議に期待したいとの思いで、これまで傍聴してきました。そして、その思いを2度にわたって「有識者会議に期待する」というタイトルで本紙に投稿しました。
しかし、「期待する」という思いは「なんだったのか」という疑念に変わりました。有識者会議による高架設置が妥当という結論は、会議を設けた趣旨である「社会経済情勢の変化を踏まえ、客観的かつ科学的見地から検証する」ということと、川勝知事の「国家的な観点から受け止める」との発言からも、理解することができない思いでいっぱいです。
行政当局や委員諸氏は「社会経済情勢の変化」「国家的な観点」という言葉を理解することができない人達だったのかと残念に思います。確かに、会議は最初から最後まで高架を前提として行政主導で進められてきました。結果は見えていたということでしょうか。それでも私は、これも検証の過程だとして、最後まで理解しようと思ってきました。
私は、高架そのものは悪いものでないと思っていますが、同時に考えることは、ますます悪化する国・地方の財政、東駿河湾環状道路など周辺道路の整備状況、県東部地域における貨物の流動、沼津市の人口減少の深刻さ、東日本大震災による被災地の復興など総合的に考えれば、費用が軽減できる橋上駅などの方法で対処すべきだと考えます。
「社会経済情勢」や「国家的な観点」という言葉を理解しない行政当局者や委員諸氏には、小さな子供たちへ話しかけるようなもっとわかりやすい言葉で、「お金がないのに高い物は買えない。それ以上に今、まちでは安心なまちづくりや魅力あるまちづくりなど、やることがたくさんある」ということを教えてあげたい気持ちになります。
貨物駅予定地については、知事は「在任中は強制収用しない」と言明しています。最終会議の席上でも知事は「地権者に強権を発して進めることではない」と発言しています。このことは、地権者への理解が前提になることを示しています。
高架問題については、あらためて市民の判断を仰ぐべきだと思っています。これまでの市長選挙などの投票率の結果からも、賛否が明確になっているとは思えません。また、かつて鉄道高架の賛否を問うための住民投票条例制定を求めた署名運動では55,758人という有権者の3分の1に近い数が集まっています。
当時の斉藤衛市長は、これだけの署名を無視して「条例の必要なし」との意見書をつけて市議会へ付議しました。そして、市議会は住民投票条例の制定を否決したのです。5年半前の平成17年の出来事です。
高架問題に対しては潜在的に疑問を抱く市民がたくさんいます。市長、市議会議員は、このことを重く受け止めて対応していただきたいと思います。
(「プリセットー故郷沼津、再生へのメッセージ」著者、本郷町)
沼津駅付近鉄道高架事業に関する静岡県有識者会議は先日、最終の第6回会議で、県による高架設置の事業計画を妥当とする報告書を川勝平太知事に提出することとしました。
私は、有識者会議に期待したいとの思いで、これまで傍聴してきました。そして、その思いを2度にわたって「有識者会議に期待する」というタイトルで本紙に投稿しました。
しかし、「期待する」という思いは「なんだったのか」という疑念に変わりました。有識者会議による高架設置が妥当という結論は、会議を設けた趣旨である「社会経済情勢の変化を踏まえ、客観的かつ科学的見地から検証する」ということと、川勝知事の「国家的な観点から受け止める」との発言からも、理解することができない思いでいっぱいです。
行政当局や委員諸氏は「社会経済情勢の変化」「国家的な観点」という言葉を理解することができない人達だったのかと残念に思います。確かに、会議は最初から最後まで高架を前提として行政主導で進められてきました。結果は見えていたということでしょうか。それでも私は、これも検証の過程だとして、最後まで理解しようと思ってきました。
私は、高架そのものは悪いものでないと思っていますが、同時に考えることは、ますます悪化する国・地方の財政、東駿河湾環状道路など周辺道路の整備状況、県東部地域における貨物の流動、沼津市の人口減少の深刻さ、東日本大震災による被災地の復興など総合的に考えれば、費用が軽減できる橋上駅などの方法で対処すべきだと考えます。
「社会経済情勢」や「国家的な観点」という言葉を理解しない行政当局者や委員諸氏には、小さな子供たちへ話しかけるようなもっとわかりやすい言葉で、「お金がないのに高い物は買えない。それ以上に今、まちでは安心なまちづくりや魅力あるまちづくりなど、やることがたくさんある」ということを教えてあげたい気持ちになります。
貨物駅予定地については、知事は「在任中は強制収用しない」と言明しています。最終会議の席上でも知事は「地権者に強権を発して進めることではない」と発言しています。このことは、地権者への理解が前提になることを示しています。
高架問題については、あらためて市民の判断を仰ぐべきだと思っています。これまでの市長選挙などの投票率の結果からも、賛否が明確になっているとは思えません。また、かつて鉄道高架の賛否を問うための住民投票条例制定を求めた署名運動では55,758人という有権者の3分の1に近い数が集まっています。
当時の斉藤衛市長は、これだけの署名を無視して「条例の必要なし」との意見書をつけて市議会へ付議しました。そして、市議会は住民投票条例の制定を否決したのです。5年半前の平成17年の出来事です。
高架問題に対しては潜在的に疑問を抱く市民がたくさんいます。市長、市議会議員は、このことを重く受け止めて対応していただきたいと思います。
(「プリセットー故郷沼津、再生へのメッセージ」著者、本郷町)
2011年06月18日
ムラサキシキブ(紫式部)の花
庭のムラサキシキブには葉の付け根から出る短い柄の先に、小さな紅色かかった花が咲いています。秋になると小さな紫色の果実がつきます。紫色の実をつけることから「源氏物語」の作者紫式部を連想して、この名がついているようです。花言葉は「愛され上手」「上品」「聡明」だそうです。
2011年06月17日
「丹波の家」林喜市郎画
静岡県に関わる絵ではありませんが、丹波(京都・兵庫)地方の民家を描いた林喜市郎画伯の水彩画です。郷愁漂う山里の民家の風景はいいですね。鬱陶しい梅雨空が続きますが、絵にあるような緑の木々が爽やかな風を運んでくれればと思います。
2011年06月14日
思いは伝わる
私はよく沼津朝日新聞社へ「思うこと」を投稿します。そして読まれた方からいろいろなかたちで反応が帰ってきます。先日、平成23年5月7日付の同新聞社への「沼津市議会の活性化を願う」という投稿文(プログは5月14日掲載)に対して、ある女性が「思うこと」は同じと、「公人としての責任」というタイトルで、議員の選挙時の公約に対する説明を求める投稿(沼津朝日新聞6月7日付)がありました。少しでも思いを同じくする人が出てきてくれるのがうれしいです。こんな思いを持つ人が増えれば、いつかは「まちの改革」につながって行くだろうと思っています。
2011年06月12日
香貫山のアジサイ
香貫山というと富士山や駿河湾などの眺望と春の桜が有名ですが、今、アジサイの花がたくさん咲いています。山に登る人たちの目を楽しませてくれています。香貫山の存在と自然のありがたさに感謝しながら登っています。
2011年06月11日
6月の不二(富士) 中川一政画
6月に入って中旬にもなると、富士山の雪はそろそろ消えそうになります。今日は強い風雨で富士山は見えませんでしたが、中川一政画伯のデザインによる6月の富士山を描いたお盆をお届けします。お盆にある文字は、ちょっと読みにくいと思いますが、つぎのような短歌が書かれています。「不二(富士)の嶺に降りおく雪は 六月(みなつき)の十五夜(もち)に消えぬれば その夜降りけり」(万葉集)。平成23年3月発行の静岡県文化・観光部の「富士山百人一首」にも掲載されています。詠み人は高橋虫麻呂です。
2011年06月09日
2011年06月07日
クロガネモチの花
クロガネモチの木には、淡紫白色の小さな花が群がって咲いています。木の大きさとは似合わない小さな花です。よく見ていないと花の咲くのに気がつかないこともあります。雌花は中心部に大きめなめしべがあり、その周辺には小さなおしべがあります。秋になると赤い実をつけます。花言葉は「魅力」「寛容」です。縁起木として庭木によくつかわれています。
2011年06月05日
「チャグチャグ馬コ」宮本順三画
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県ですが、盛岡市近郊の滝沢村では「チャグチャグ馬コ」の祭りが例年どおり開催されます。古来より農耕にかかせない家畜であった馬の勤労を感謝する祭りです。祭りは例年6月の第2土曜日に開催されていて、今年は6月11日に行なわれます。岩手県の復興を祈り、宮本順三画伯が描いた「チャグチャグ馬コ」を祭りに先駆けてお届けします。