スポンサーサイト


上記の広告は30日以上更新(記事投稿)のないブログに表示されています。   

Posted by スポンサーサイト at

2012年02月26日

「蛙」 宅野田夫画

蛙は俳句では春の季語だそうです。雨蛙となると夏の季語になるようです。絵は宅野田夫画伯の南画です。ちょっと見にくいと思いますが、讚に「動くと食うぞ」とあり、蛙が獲物を狙っている様子が描かれています。宅野田夫画伯は美術人名事典によると「明治28年、東京生まれ、岡田三郎助に洋画、田口米舫に日本画、王一亭・呉昌碩などに南画を学ぶ。また頭山満、後藤新平らとも交際があった」とあります。昭和29年没。この蛙は何を伝えたかったのでしょうか?
蛙は文学や音楽、漫画、アニメなどのモチーフとしてよく登場してきます。私達にはなじみ深い生き物ですね。ことわざでもいろいろあります。「蛙の子は蛙」「蛙の面に水」「「井の中の蛙(カワズ)」などなどです。そんなことを思いながら今年の蛙の出番を待ちましょう。

  


Posted by 一太郎 at 12:02 Comments( 0 ) 茶廊の絵画