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2011年12月22日

風のように(山内大童画)

絵にある言葉「風のように漂漂と生きる」。「飄」ではなく「漂」の字をつかっているのは、作者の意図なのだろうかと、考えさせられます。飄は「風のように」であり、漂は「水にただようように」であります。風と水に同じようなさまを暗に意識して、この字をつかっているのだろうか、と思います。「ひょうひょう」と生きるのは、なかなか難しいことです。

  


Posted by 一太郎 at 17:38 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年12月16日

自分の夢に(山内大童画)

「自分の夢に酔えたらいいね」。いつも自分の夢に酔えたらいいのですが、そうはいかないのが人生です。でも「いつまでも夢を忘れないように」と、この絵を見ると思います。墨彩画の詩人といわれる山内大童画伯の絵です。山内画伯は1953年東京生まれ。関西学院大学在学中から油絵で数々の公募展に入選。その後奈良で墨彩画や木版画の創作活動。墨彩画詩集「天のうた地のうた童のうた」「夢開花」「みんな大きな円の中」などを発表しています。

  


Posted by 一太郎 at 17:46 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年11月11日

浮世絵「女子教訓」

冷たい雨の一日でした。こんな日は絵を送ります。歌川国貞(3代目歌川豊国、号は香蝶楼、1786-1865)の浮世絵です。女子教訓という題がついていますが、どういう意味かわかりません。題からすると江戸時代の女性の学びや修養などということになるのでしょうが、絵の雰囲気からはそんな感じがしないのです。。。どうなのでしょうか。ご覧になってください。

  


Posted by 一太郎 at 20:55 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年11月06日

秋の「薬師寺東塔」

雨の日には静かに本と絵でもと思います。11月に入って各地から紅葉の便りが届きます。秋の深まりを感じます。そこで秋の「薬師寺東塔」を送ります。絵は原誠治画伯(1928年生まれ、神奈川県出身、師匠鈴木保徳画伯)の作品です。

  


Posted by 一太郎 at 15:16 Comments( 2 ) 茶廊の絵画

2011年08月21日

「赤富士」 五島弥和太画

昨夜(20日)19時30分からNHKワンダーXワンダーで「富士山絶景の秘密」スペシャルがありました。あらためて富士山の美しさと神秘さを感じます。富士山が身近にある地域に住んでいることに感謝です。そして、8月の末にもなると富士山が赤くなることがあります。「赤富士」の出現です。夏の朝、露出した山肌が朝焼けによって赤くなる姿です。今年はどうでしょうか。一足先に、五島弥和太画伯(1913-1998年、山形県出身、行動美術協会所属)が描く「赤富士」をお送りします。

  


Posted by 一太郎 at 09:22 Comments( 2 ) 茶廊の絵画

2011年08月10日

「夕涼み」国周画

暦のうえでは立秋を過ぎましたが、厳しい暑さが続いています。写真は国周画の浮世絵です。描かれているのは東京・隅田川での「夕涼み」の風景です。昔はこんな風にも涼をとっていたのかと、「節電の夏」にはいろいろと考えさせられます。そんなことを思いながら、今日の夕方は団扇を持って近くの狩野川の畔をブラブラ歩いてみましょう。

  


Posted by 一太郎 at 09:43 Comments( 2 ) 茶廊の絵画

2011年07月11日

「ねぶた祭」宮本順三画

東日本大震災で大きな被害に見舞われた東北地方ですが、間もなく東北の夏を彩る各地の祭りが始まります。今年は震災の試練を乗り越えようと「東北六魂祭」というものが企画されています。史上始めてのイベントです。7月16日〜17日に仙台の街で開かれます。「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「盛岡さんさ祭り」「山形花笠まつり」「仙台七夕まつり」「福島わらじまつり」の東北六祭が一同に参加します。復興への足がかりになればと思います。「がんばれ!東北」、そんな思いを込めて、宮本順三画伯が描いた「ねぶた祭」をお届けします。

  


Posted by 一太郎 at 17:37 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年07月09日

「金魚」 楢原祥太郎画

東海地方は梅雨明けしたもようとの発表がありました。本格的な夏の到来です。涼しげにと思い、金魚の絵を送ります。昔懐かしい夏の風景です。金魚鉢の中の金魚が生きているように泳いでいます。絵は、楢原祥太郎画伯(1909年-1985年)の水彩画です。

  


Posted by 一太郎 at 09:07 Comments( 2 ) 茶廊の絵画

2011年07月06日

「夏の幸」 安保健二画

夏を感じさせる野菜です。自然の恵みに感謝です。絵は安保健二画伯(1922-1994年)の水彩画です。今、福島原発事故から、自然のみならず人体に危険を及ぼす「放射能」が心配になっています。一刻も早く終息して欲しいです。絵にあるような野菜を何の心配もなく食べられるようにしたいものです。

  


Posted by 一太郎 at 20:10 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年07月03日

「夏の北海道庁」 宮本順三画

7月に入り本格的な夏の到来です。今年はエアコンをできるだけ控える生活を心がけています。控えた分は扇風機と団扇、そしてアイスノンや水枕などにお世話になっています。きっと皆様も同じようなことをして過ごされているのだと思います。宮本順三画伯が新緑の札幌を描いた「夏の北海道庁」をお届けします。北海道ということで少し涼しさを感じてもらえればと思いますが。。。

  


Posted by 一太郎 at 17:23 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年06月17日

「丹波の家」林喜市郎画

静岡県に関わる絵ではありませんが、丹波(京都・兵庫)地方の民家を描いた林喜市郎画伯の水彩画です。郷愁漂う山里の民家の風景はいいですね。鬱陶しい梅雨空が続きますが、絵にあるような緑の木々が爽やかな風を運んでくれればと思います。

  


Posted by 一太郎 at 19:20 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年06月11日

6月の不二(富士) 中川一政画

6月に入って中旬にもなると、富士山の雪はそろそろ消えそうになります。今日は強い風雨で富士山は見えませんでしたが、中川一政画伯のデザインによる6月の富士山を描いたお盆をお届けします。お盆にある文字は、ちょっと読みにくいと思いますが、つぎのような短歌が書かれています。「不二(富士)の嶺に降りおく雪は 六月(みなつき)の十五夜(もち)に消えぬれば その夜降りけり」(万葉集)。平成23年3月発行の静岡県文化・観光部の「富士山百人一首」にも掲載されています。詠み人は高橋虫麻呂です。

  


Posted by 一太郎 at 21:08 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年06月05日

「チャグチャグ馬コ」宮本順三画

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県ですが、盛岡市近郊の滝沢村では「チャグチャグ馬コ」の祭りが例年どおり開催されます。古来より農耕にかかせない家畜であった馬の勤労を感謝する祭りです。祭りは例年6月の第2土曜日に開催されていて、今年は6月11日に行なわれます。岩手県の復興を祈り、宮本順三画伯が描いた「チャグチャグ馬コ」を祭りに先駆けてお届けします。

  


Posted by 一太郎 at 12:53 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年05月12日

下田「黒船祭」宮本順三画

黒船来航と開国を記念して催される下田の黒船祭りは、東日本大震災の発生で今年(第72回)の開催が中止となりました。例年5月の中旬に行なわれていますが、祭りの開催に協力している米海軍、海上自衛隊などが被災地で救助救援活動をしている状況の中ではやむを得ないと思います。かつて、この祭りを描くために下田を訪れた宮本順三画伯の「黒船祭」を代わりにお届けします。

  


Posted by 一太郎 at 07:43 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年03月01日

「早春湖岸(長浜)」宮本順三画

3月、弥生。今日は雨で寒いですが、間もない春をいろいろなことで感じるようになりました。そんな感じの季節の中で、宮本順三作の「早春湖岸(長浜)」をお送りします。宮本順三画伯は、青春時代を琵琶湖の畔の彦根で過ごしました。この絵はきっと当時を思い出しながら描いているのではないかと思います。

  


Posted by 一太郎 at 17:35 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年02月16日

「アマダイ(甘鯛)」宮本順三画

アマダイは冬の季節です。この絵の中のアマダイは生き生きとして見えます。宮本順三画伯は、何度か沼津や西伊豆のまちを訪れて、海の幸を愛で、このアマダイを描いています。

  


Posted by 一太郎 at 15:46 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年01月22日

夢いっぱいの宮本順三画集

宮本順三画伯は6冊の画集を出版しています。茶廊には、その全部の画集を揃えています。(世界の祭りと踊り「第1集」、「第2集」、「第3集」、「雅楽多」、「正法の華」、豆画集「小さいことはいいことだ」)

その画集にある絵は、日本そして世界各地の祭りと踊り、自然の風景、文楽などです。夢のある楽しい絵ばかりが収まっています。

宮本順三記念館・豆玩舎おまけやzunzo
http://www.omakeya-zunzo.com/   


Posted by 一太郎 at 10:46 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年01月12日

グリコのおまけ

グリコのおまけというと懐かしく感じます。かつて、そのおまけのデザインをしていた人が宮本順三画伯です。その作品は3000を超える数になっています。現在、その多くを東大阪にある宮本順三記念館で見ることができます。

宮本順三記念館・豆玩舎おまけやzunzo
http://www.omakeya-zunzo.com/   


Posted by 一太郎 at 07:08 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年01月06日

岡本太郎画伯と伊豆富士見ランド

伊豆富士見ランドは、1966年(昭和41年)、日本のテーマパークの先駆けとして、韮山町(現伊豆の国市)にオープンしましたが、1999年(平成11年)に33年間の歴史にピリオドを打って閉園しました。同ランドには岡本太郎画伯の「太陽の鐘」があったり、大壁面の絵画があったり、岡本太郎画伯との深い関わりを感じるところでした。同ランドがオープンしたときの記念品と思われる岡本太郎画伯の描いた絵のお盆が当茶廊にあり展示しています。

  


Posted by 一太郎 at 17:58 Comments( 0 ) 茶廊の絵画

2011年01月02日

金箔の富士(スーザン・エイキンス画)

カナダ王立アカデミー会員の女流画家スーザン・エイキンス女史の木版画です。日本の文化をこよなく愛して、東洋と西洋の伝統美を織り交ぜた作品をつくっています。日本では1980年代、90年代に東京、大阪で個展が開かれています。女史は宮本順三画伯と親交があり、日本の父として慕っていたようです。当茶廊には、タイトルにある女史の作品が一点あり、展示しています。

  


Posted by 一太郎 at 10:42 Comments( 0 ) 茶廊の絵画